千歳市日の出小学校にて俳句出前講座。小学生86名と俳句授業♪

北海道・札幌を中心に活動する俳人&俳句講座講師・瀬戸優理子のブログ。詠む・読む「17音の世界」の楽しみ方。

11月20日(水)は道立文学館出前講座で千歳市日の出小学校へお邪魔しました。今年最後の出前講座です。小学校は昨年の銭函小学校に続き2回目。
 
しかし、今回は5年生3クラス86名と大人数への講義!私史上、最高の人数です(;'∀')俳句の基礎知識~実作指導~作品への講評までをこの時間で行なうにはどうしようか…知恵を絞りました。結局、小学校は1コマ45分と短いので2コマ通しでの講座とし、体育館に集まっての授業をすることに。進行がスムーズに行くかドキドキでしたが、生徒さんたちは皆、座学にはしっかり耳を傾け、実作になると一心に作品を考え、選句・選評では積極的に意見を述べてくれて、活発かつ有意義な時間となりました。ホッ。先生方のサポートもナイスでした♪
 
人数が20人程度なら、すべての俳句を読み上げてコメントするのですが、80名を超えてはそれは無理。なので、夏井いつきさんの「句会ライブ」方式で、私が7句選句をし、その中から子供たちに1句選んでもらって点盛り・感想を聞くというスタイルにしました。これが、なかなかの盛り上がりを見せることに!

感想を聞いた後、作者に名乗りをあげてもらうと、「おーー!」「すごーーい!」「(笑)」などなど、豊かな反応が。選ばれた子も、照れながらも、誇らしい顔で。生き生きと俳句を楽しんでくれている様子に、こちらも嬉しくなりました。

日の出小

講座の様子です。

講座の後、校長先生とお話しすると、この日、見事1位を獲得した句を詠んでくれた男子児童は、普段はそれほど目立つタイプの子ではないとのこと。そんな子にスポットライトが当たったことも、俳句の神様の素敵なところ。彼は、教室に戻る時に「1位になるなんて思わなかった」と、にっこりしながら伝えてくれました。心の中で大事に育てている言葉を見せてくれて、ありがとう、です。

他にもたくさんキラリと光る表現・発想を見せてくれた子供たちがたくさんいて、時間が許せば、もっと作品についてお話したかったなと後ろ髪引かれる思いで学校を後にしたのでした。

少子化で学級数が減少したり、閉校になる学校が多い中、千歳市は人口が増加傾向にあり、全国一児童数の多い小学校もあります。そんな活気ある雰囲気が児童からも先生方からも伝わってきて、良いパワーをいただけました。

ちなみに、新学習指導要領では「伝統的な文化」に触れる時間を増やすことも盛り込まれているそうです。そうなると、学校教育現場で「俳句」を教えられる人材の需要が高まっていくことが予想されます。知識は教えられても、出来上がった作品に対して指導ができない。そんな悩みを打ち明けられました。ただ、誰に頼めばいいかわからないという実態もあるようで。

もし、道内で「俳句」を通じた伝統文化や表現教育を実践したいというご希望があれば、下記の講座をご活用いただければ幸いです。


今年度の派遣は終了。令和2年度の事業は、年明けに募集詳細が出ます。このほか、現代俳句協会も講師団を結成し、「現代俳句全国オープンカレッジ(GHOC)」を設立する計画があるそうです。私も、講師登録することになっていますので、詳細がわかりましたら、またお知らせしたいと思います。



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2019.12.26 17:55 | 道立文学館出前講座 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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