癒詩空間

俳句・詩の創作と、今日出会った心に響く言葉たちの紹介。言葉の力を信じて、言葉で素敵空間を生みだすブログです。

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*俳人「瀬戸優理子」の主な活動実績

2011年に第29回現代俳句新人賞の佳作入選。 受賞作品「晩婚」はこちらからお読みいただけます。


2014年に第14回中北海道現代俳句賞受賞。 受賞作品「結婚指環」はこちらからお読みいただけます。


2015年に第33回現代俳句新人賞受賞。 受賞作品「微熱」はこちらからお読みいただけます。

16日(土)は、北海道立文学館で開催中の「北海道の俳句展」関連のイベントでである座談会にパネラーとして出席しました。テーマは「北海道の俳句~どこへ行くのか」。展示のタイトルに沿って、北海道の俳句の現況と未来への展望について語りました。

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写真は右から、安田豆作さん、鈴木牛後さん、五十嵐秀彦さん、松王かをりさん、そして私。座談会終了後の、ほっと和んだ表情で写っています(笑)

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地味で、まじめなテーマにも関わらず、ほぼ満席(80名)状態の会場。若手からベテラン俳人まで、また遠くは十勝からもご来場いただいたようです。ありがたや!

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資料と、当日会場で流したスライドは、松王さんが取りまとめて、作って下さいました。全体の時間が1時間半、その中で一人あたりの個人トークは(長くても)15分で、残った時間にパネラー同士の意見交換と会場からの質問というタイムスケジュールだったのですが……個人トークが熱く盛り上がり、各人微妙に時間オーバー(苦笑)そのため、意見交換部分が短めになってしまったのが、やや心残りではありました。とはいえ、パネラーそれぞれの切り口、観点から、個性豊かに語られた「北海道俳句の魅力と展望」は、とても学ぶことが多く、考えさせられるものでした。

松王さんは、評論的視点から、北海道を代表する俳人(細谷源二・依田明倫・斎藤玄・鈴木牛後)の作品傾向を5つの要素からレーダーチャート化して特徴を分析。北海道句ならではの魅力に迫る内容でした。

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レーダーチャートはこんな感じ。

私は、松王さんの話を受けながら、「実作的視点」から「北海道で俳句を書くということ」について考えたり思ったりしていることをお話しました。もともと、道外の出身なので「外からの視点」と「内からの視点」を行き来しながら、「北海道らしさ」についてのイメージ、呪縛、そこからの脱却についてを個人的論考を。

牛後さんは「北海道の季感、私の季感」と題し、ご自身の句や「雪の雄大」と呼ばれる深谷雄大さんの句を例に挙げながら、北海道と本州の季感のズレ、季語をフックとして使う作句などについて語る内容。

豆作さんは、川柳、短歌にまで目配りをされながら、北海道俳句の「超個人的(?)未来予想」をされていました。「季題は歳時記ではなく現場にある」という観点からの「北海道歳時記」の可能性についての言及も、示唆に富むものでした。

現代俳句、俳人協会、伝統俳句協会……パネラーそれぞれが所属する背景から、力点や関心のありどころは微妙に違いつつも、北海道俳句が築いてきた財産を受けつつ、新たな展開を模索していきたいという思いは一緒というのが受け取れた時間ではないかと思います。また、機会があったら、いろいろ深めていきたい話題もあり、準備から含めて実りの多い時間を過ごせました。

普段、漠然と頭の中で思っていることも、人前で話すには、整理して「筋道」を立てなければなりません。その意味で、良い機会を与えていただけたことに感謝したいと思います。







2019.03.18 17:12 | 携帯からの投稿 | トラックバック(-) | コメント(0) |
2018年春から始めた「はじめてさんの俳句講座」。春夏秋冬を一巡し、2019年はテーマを絞って学ぶ「〇〇を究める」シリーズで展開していくことにしました。その第1弾が「花を究める」です。
 
FBイベント板用に素敵なヘッダーも作ってもらいました♡

はじめてさん

北海道の桜シーズンが始まるGW中の開催です。今年は10連休になるとか?もし、ご予定が空いていたら、俳句を満喫する日にしてみませんか?今回は、お天気と開花の状況が良ければ、会場近く(徒歩5分位)の北海道神宮頓宮へのプチ吟行もしたいと考えています。「季語」の現場を見て、花と俳句を楽しむ時間にしていきます。

それでは、ご案内です。

【日時】2019年4月29日(月・祝日) 13時から14時30分頃
 
【場所】 札幌コワーキングスペースカフェSaloon 
詳しい場所はコチラ→https://saloon-sapporo.net/access/

【定員】 12名程度
   
【参加料金】 1800円(会場費込、お菓子・お茶付) 
       当日お支払いください。

【持ち物】 筆記用具、あれば「歳時記」

【内容】 ・「桜」と「梅」の俳句~何を感じ、どう詠まれている?
     ・実作で使いやすい「花」の季語
     ・「季語の現場」を探索  
      ・「初めて」でも「凡人以上」の句ができる実践ワーク
    ・一句作成!(短冊に書いて提出・感想交換会)

お申込み&詳細確認はこちらから→「はじめてさんの俳句講座」FBページ

フェイスブックをされない方は、下記へ直接メッセージ下さっても結構です。

e-mail    tukiko184kaze☆gmail.com
    (☆印を@マークに変えてご入力ください)
    件名は「はじめてさんの俳句講座参加申込」でお願いします。

よろしくお願い致します<(_ _)>


2019.03.07 11:02 | 携帯からの投稿 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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3月3日(日)は、「さっぽろ俳句倶楽部」立ち上げ企画となった「ひな祭り句会」でした。女性6名、男性2名、句歴は1年未満の初心者~10年選手のベテランまで、バラエティ豊かな面子がそろいました。事前に発表したお題「雛」「空」の句を1句ずつ持ち寄っての全18句。点が入った句も入らなかった句も和気あいあいと感想を述べあう楽しくも有意義な時間となりました。
 
これくらいの人数だと、初対面同士でも、顔の見える濃い話ができるので、ちょどよい規模の句会で良かったと思います。ベテランの方はしっかりと目の効いた、あるいはエッジの立った詠みぶり、初心者も大胆な発想と言葉選びで、どの句もキラキラ輝いていました。「言葉」への感性、物事への視点、これほどまでに千差万別なのか!と感嘆し、改めて俳句の面白さに目覚める思いです。

俳句の座は、まさに一期一会。集う面子が変わると、場の雰囲気も、出される句も、選ばれる句も変わります(だから、固定した面子ばかりでなく、いろいろな「場」で句会をすることが大事。自分の中にいろいろな「血」を入れ、「風」を吹かせるみたいな・笑)

 
 

それに、「俳句」を持っていけば、細かい自己紹介をしなくても、いろいろな人とコミュニケシーション

できてしまうのも魅力。たった17文字であってもそれほど雄弁なのが「俳句」なのかもしれません。
 

次回は、4月29日(月・祝)「はじめてさんの俳句講座vol.5 ~「花」を究める」(仮題)を開催予定です。 今年は、俳句講座と句会を交互に開催。座学と実践で俳句の腕を上げてもらえれば、と考えています。(講座の中でも、ワークを通じた句作&参加者同士のフードバックをします)

 
詳細が決まりましたら、また告知致しますのでどうぞお見逃しなく♪


2019.03.04 11:23 | 携帯からの投稿 | トラックバック(-) | コメント(0) |

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長かった真冬日を抜け去り、ようやく雪解けが始まりそうです。春まで、あと少しですね。私も、ぼちぼちアクセルを踏んでいきます(笑)


まずは、来月、イオン江別3Fのカルチャー北海道にて新講座「やさしい俳句教室」のワンコイン体験会を行ないます。イオン江別は、JR野幌駅から徒歩10分、国道12号線沿いにあります。


ワンコイン体験会は、3/18(月)10時半~12時に開催。春の秀句を鑑賞した後、初心者でも短時間で出来る実作のコツをお伝えして、1句詠むまでを体験していただきます。どうぞお気軽にいらして下さいね。


★詳細のご確認は、こちらのHPからどうぞ→カルチャー北海道「1日体験レッスン」
 お申込み・お問合せはこちらから
→カルチャー北海道「お問合せフォーム

★お電話でのお申込み、お問合せは下記へどうぞ。

   TEL:011-378-4020
   受付時間:10:00~19:00(月~金)
        (第1.3土)10:00~14:00※日・祝はお休み

 
人数がクリアすれば、4月8日より隔週月曜日(月二回)の本開講となります。


1週間の始まりに、俳句の「午前活」で、心に栄養をたっぷり注ぎ込んで、ご機嫌に過ごすのも悪くないと思いますよ♪(笑)

 

なお、3月上旬に、新聞広告も入る予定です(近隣地域限定)。江別、野幌近郊の方、どうぞよろしくお願い致します俳句に興味のありそうな方へもご案内いただけると嬉しいです。
 




2019.02.19 16:42 | 携帯からの投稿 | トラックバック(-) | コメント(0) |

昨日は、「ペガサス」札幌句会でした。不定期ですが、昨年9月の立ち上げから3回目の開催と順調に回を重ねています。
 
会場は、今回はサッポロファクトリー裏の旧永山別邸の和室にて。


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和洋折衷のレトロ感あふれる建物で、襖を開けて、座卓、座椅子に座布団、ひもで点ける電灯など、句会にふさわしい(?)雰囲気を醸し出している良い会場です。今後は、ここを拠点にしたいと思っています。(ファクトリーがすぐなので、2次会1杯も流れやすい

 
いつも通り、持ち寄りの当季雑詠3句に当日席題1句のほか、この日は各人の20句作品への合評会など盛りだくさん!会場を移して2次会でも続きをやるなど、脳がフル回転、良くしゃべった濃ゆい1日となりました。
 

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(2次会は、ファクトリーのアトリウムにて) 


1句ずつの句をしっかり仕上げるのが、まずもっての俳句の基本ですが、まとまった作品を書いて、俎上に載せると、作者の「現状」「資質」「視点や表現上の特徴」などが浮かび上がるもの。それを元に、フィードバックをもらうのはとても勉強になります。20句粒をそろえることの難しさも体験することができます。
 

句歴の浅い方にはハードルが高かったかもしれませんが、ちょうど「北海道文学館賞応募作」という良い素材(?)があったので、こういう機会を持ってみました。10句でもいいと思うので、年に1回くらい、またこうしたチャレンジしてみたいですね。ちなみに「ペガサス」同人は、母体となっている「稲毛句会」が年1回行う「錬成20句」へ参加するので(その合評結果を誌面にも反映)、否応なしに機会が巡ってきます(笑)

  
俳句同人誌「ペガサス」は、おかげさまで札幌方面の購読会員の方も増えたので、今後はその方達も句会へお声をかけて、刺激ある場を広げていけたらと思っています。「ペガサス」ご購読のお問合せは、私に直接おっしゃっていただくか、こちらのブログ記事にあります、お問合せフォームよりお願い致します。→俳句同人誌「ペガサス」ブログ
 

おまけで、旧永山別邸内にあるレストラン「ナガヤマレスト」で句会前に食べた、昔ながらの家庭の味のチキングラタンを(笑)冬季限定メニューだそうです。チーズの下には、生卵が入っていてとろ~り。パンも一緒に頼めばよかった…チキンも思ったより大粒で、たくさん入っていました。


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利用者アンケートに答えた特典でいただいた絵ハガキも。


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1880年頃建てられた、第二代北海道庁長官永山武四郎の私邸である建物は、純和風書院座敷と洋風応接室がつながる和洋折衷様式で、開拓時代に多く見られた西洋技術を取り入れた住宅の先駆け的存在だったそうです。


内装を見学に来られる方、貸室となっている和室を利用する方、レストランなど、いろいろな方が出入りして、この日も賑わっていました。とても素敵な場所なので、お勧めです。





2019.02.18 12:35 | 携帯からの投稿 | トラックバック(-) | コメント(0) |